矯正歯科
歯を抜かないで、気付かれずにできる矯正
歯を抜かないで、歯が本来並ぶべき位置に自然に戻してあげる
SH療法
歯が生えるスペースがなければ歯を抜いて、歯並びを整えていくのが一般的な矯正治療ですが、歯を抜かずに、歯本来が並ぶべき位置に自然に戻してあげる矯正方法がSH療法です。
健康な歯を抜いてしまうと、顎の筋肉、顔の筋肉、全身のバランスに影響しますし、歯が少ない分、噛むときに1本1本の歯にかかる負担が大きくなり、歯の寿命にも影響します。
当院では、このSH療法でおこなう矯正をおこなっております。
装置を付ける時間は1日8~10時間
誰にも気付かれずに矯正できる
最新の矯正「SH療法」は、SH装置を8~10時間装着することで、永久歯が生え揃う時期を再現し、装置を外している時間で自己修復させます。
その周期を繰り返すことによって、本来その歯があるべきポジションへ整えるという矯正方法です。
夜、家にいる間8~10時間装着すれば、日中はSH装置を外して普段どおりに生活できますので、矯正していることが分からないまま矯正が続けられます。
また、装置をつけ続ける一般的な矯正と違い、装置を外した状態で歯ブラシが通常通りにできるので、虫歯や歯周病のリスクも低くなります。
綺麗に歯が並ぶメカニズム
歯並びは、遺伝や食事時の「噛み方」などの習慣から、上顎や下顎が狭くなり、歯が並ぶスペースがなくなってしまうと、悪くなってしまいます。
この小さくなってしまった顎を適度に広げて、歯がきれいに並ぶスペースを作り、歯並びを自己修復させます。
ただ、顎を拡げるといっても、変わるのは歯列の幅だけであって、実は顎自体の幅(骨体最大幅や、骨体基底幅)はほとんど変わりません。
SH療法による矯正のメリットとデメリット
- メリット
- 歯を抜かない
- 矯正していることを気付かれない
- 一般的な矯正よりも安価
- 矯正後の後戻りがしにくい
- 歯に強い負担をかけずに矯正ができる
- デメリット
- 装置は外せるので、自分の意志で1日8時間付ける必要がある
- 本人の意志や、家族の協力が大切
- 習慣になるまでは「舌を上アゴに付ける」、「唇を閉じて鼻呼吸する」「よく噛んで食事をする」などの生活習慣への意識が必要
歯並びが悪くならないようにするために
歯が綺麗に並ぶためのスペースが狭くなると、歯並びは悪くなります。
また歯は、口の周りの筋肉と、舌の筋肉のバランスがとれるところに並びます。
このバランスに異常がある場合、歯は綺麗に並びません
この歯並びが悪くなってしまう原因として、遺伝以外にも生活習慣などの癖が悪影響を及ぼしている可能性があります。
例えば・・・・・
-
食事で柔らかい物が多い
(噛む力が弱く筋肉が発達しない) -
舌癖がある
安静時や食べ物を飲み込むときに、舌を上下の歯の間にはさんでいたり、舌で上下のどこかの歯を押しつけたりする癖 - 口呼吸の癖がある
- 唇を咬む癖がある
当院では、幼少期のお子様には矯正の必要がないように、矯正中の患者様には矯正後の後戻りを防ぐために、この生活習慣の癖を直すための方法もお伝えしております。
治療費について
- ①カウンセリング
- 初診チェックや治療方法/治療方針などのご説明
- 無料
- ➁精密検査
- レントゲン検査・写真撮影・歯型採取
- 10,000円
- ③装置作成
- 歯型に合わせて、専用のSH装置を作成
- 270,000円
- ④装置改修・修理
- 治療状況に合わせて、SH装置を改修・修理
- 1回 42,000円
- ⑤定期健診
- 治療状況に合わせて、SH装置の調整
- 1回 5,000円
治療費の例
- 8歳から11歳ごろまでの矯正適齢期
- ①+➁+③+「④×2回」+「⑤×36回」
- ・・・計 544,000円
- 標準的な成人の場合
- ①+➁+「③×2回」+「④×3回」+「⑤×36回」
- ・・・計 856,000円